いまさらRay Charles


Mess Around誕生エピソードで「もっとピートジョンソンっぽく」という言葉が。
Pete Johnson好きなので、どっかで聞いたことあるなとitunesを聞いているとやっと見つけました

音楽ネタが続きますが・・・

Ray Charlesって、なんとなくポップスっぽいというか、ポピュラーソングっぽいと敬遠してました。映画のRayも背景しらないで見てたので「ラブシーン多すぎ」という感想しかなく。

ただ、ブルースブラザーズ見れば出てくる、Dr Johnを聞けばMess Aroundが出てくる。

TCBの井上君、太ったおかげで見た目がDr Johnに似てて良いな~。
Dr Johnいわく、カウカウダベンポートのカウカウブルースがMess Aroundに要素として入っているらしい・・・
Ray CharlesのMess Aroundも良いけど、やっぱりこっちもかっこいい
ちなみに、Dr Johnに興味を持ったのは大瀧詠一と細野晴臣がラジオで、
「昔ガンボってDr Johnのアルバムに影響受けた時期があって」の一言でした

大瀧詠一聞けばWhat I sayが出てくる

と、自分が聞くものでことごとく出てくるわけです。
で、Mess Aroundを調べるとRay Charlesでも初期。在籍したレコード会社がアトランティック。調べると・・・あるのですね、アトランティックに居た時代のレコーディングを録音した順番にボックス化したものが。

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ブックレットに録音した場所、日時が載ってます。
とてもポピュラーな歌手、特にシングル全盛時代の人を後から聞こうとすると編集版が多すぎて返ってどれから聞いたら良いかわからなくなってしまうのです。
YMOとかKRAFTWERKならアルバムがメインなので、時代なり、自分の興味ある曲からアルバムを探しその前後を・・・と追っていけばよいのですが、シングル全盛時代は本当に難しい。
先日触れたJames Bookerみたいにそもそもライブアルバムがほとんどだったり、数が少ないとかならまだ探していけるのですが、Ray Charlesになると、ベスト盤・編集版だらけですが、これなら自分が好きだなと思った曲、その前後ではどんなものを作っていたのか。好きな部分に通じるような芽生えがあるのか(Mess Aroundの前後はあまりつながりなく、この一曲だけ突出して聞こえる)
I Got A Womanもそう。

Mess Aroundにしても、I Got A Womanにしても、ビートというかリズムを強く感じます。先日のClassifiedもそうだし、Professor LonghairのTipitinaも。Pete Johnsonも好きだし、もっと言えば、KRAFTWERKもYMOも。要するに私は鍵盤+ビートというかリズムが好き。逆に、Art Tatumとか超絶ピアノでもビートをあまり感じないものは好みじゃない。でもThelonious MonkのSolo Monkが好きなのはなんでだ???とかこういう、どうでも良い事をず~っと考えるのが一番楽しいのです。