色と素材






最近、WORKERSで良くアップしているのがウィンドブレーカー、そしてマウンテンパーカー。

私の中で、色物と70年代ごろのアウトドアウェアに対する興味がふつふつとわき上がり、実際着てもいます。

が、さすがにナイロン100%は中々なじめず。それなら、60/40クロスの方がまだなじみます。

色も明るめのブルー、オレンジ、グリーン、レンガ色などなど・・・




これに加えて、素材はポプリンも気に成ります。





単純に、暑いのでこのあたりの、同じ綿でも細い糸で密に織られさらっとした風合いのものに興味が湧いています。

同じポプリンでもUSNシャツのポプリンは薄く、少し密度も粗め。
ベージュのポプリンは、密度高め。どちらかというと、アウトドアブランドで良くあるよなぁ、という風合い。でも、これもれっきとしたミリタリー物。

で、最後のLLBean、これがいわゆる「アウトドア物で良く見るな」というポプリン。

同じポプリンでも、糸の太さ、何番の糸をよっているのか、よっていない単糸なのか、密度、打ちこみのテンション、平織りでも一本づつなのか、ひきそろえているのか等など。(ひきそろえたらそれがポプリンと呼べるのか?という問題もありますが)


今までWORKERSで定番の素材と言えば、シャンブレー、杢(コバートとかカバートと呼ばれるもの)、シーチング、デニムにダック(キャンバス)、チノと、どちらかというとガサガサした風合いのものが多かったです。

が、ここに来て、もう少しつるっとした風合いのもの、柔らかい風合いのものを、今まで作ってきた形、縫い方に当てはめて新しいものを作ってみたいという気持ちが芽生えています。

単純に自分がそういうものを着てみたいのです。
作りはゴリゴリ系、でも素材はもう少し上質な。違う要素を一つにする事で新しい価値を生み出せるよう、サンプル作りに励みます。