良さを説明しづらいシャツ



http://www.e-workers.net/aclothing/shirt_oxford/1.htm

オックスフォードの半そでシャツをアップしました。
手に入れるまでは「ぼやっとした色・柄が良いなぁ」程度だったのですが、手にしてみれば見るほど良くできたシャツです。

まず、縫製が恐ろしくうまい。チェーンステッチを多用しながら、柄をここまで合わせるのは簡単なことではありません。
裁断するひと、縫製するひとの技術だけでなく、それらを統合する誰かが居た事を伺わせます。

仕様も、ハンガーループあり、襟のボタンどめあり。いわゆるどIVYの仕様です。
アメリカ製であることをうたってはいないのですが、推測でアメリカンクロージングのコーナーにアップしました。

もともとワークウェアから始まったWORKERS。その途中で、かねてからのブームでトラッドにはまり、製品を良く良く見ればワークウェアとさして変わらないミシンが使われていたり(セッティングはだいぶ違うことが多いですが)やはり、アメリカ製らしい、下手上手な縫製が見られたりとはまってしまいました。

それと、ジーンズに合わせやすいというのが何よりのポイントです。
普段はジーンズにワークシャツ、カバーオール、ワークブーツ。
これをBD+スポーツコートにするだけで、今だったらたいていの場所で大丈夫です。ワークブーツが厳しければ、ストレートチップにするなり、くだけた雰囲気が良ければチャッカにするなり。

私自身、もともとフライト・ワークといった「どアメカジ」ばかりから入っていきました。スタジャンまで着ていた時期もあります。
それが年齢と共に、もう少し落ち着いた格好をする場面や、自分にもしたいという気持ちが起きてきます。
そんな時に0からワードローブをそろえるのでなく、手持ち+αで幅を広げられる物を、となるとアメリカントラッドが一番手っ取り早い方法でした。

シャツ、トラウザーからアップを始めていますが、まだまだスポーツコート初めいろいろと洋服はあります。
もちろん、昔の物が多いので今見ると合わせづらい物も多いのですが、そういう物も含めて、自分で見て、袖を通してみないと自分の求めるシルエットや仕様は見つかりません。
WORKERSを作る事で、自分にとっても良い勉強になっています。

Stocks


在庫を作ったのにお店に持って行くのを忘れていたLot72。
そして、間違って多く作っていたのが今に成ってわかった1904 Jacket Navyの36サイズ。
明日、お店に持って行きます。

1904 Jacket、自分でも着ていますがやはり良いです。シャツの上に着るには最適な厚みです。
濃いめの色ならTシャツの上でも。バックに突っ込んでおいたり、車に置いておいて寒い時や、必要に迫られたら着るという感じです。

Upcoming, Autumn, Winter

7月~9月までに受注予定の製品一覧をアップしました。

毎度のことながら、製品をその着用時期に合わせてお送りしようとすると、企画自体はだいぶ早めに動きだす事に成ります。
コレクションブランドは8月には秋冬がお店に並んでみたり、かと思えばベーシックなメーカーは当然8月はTシャツを売っています。
季節があって無いような世界なのですが、私の場合は着用時期に合わせた納品を目指しています。

July
-Engineer Jacket, Duck Black, Surfer Dyed, Hickory
ショート丈のエンジニアジャケット。
以前作った191-Jを見本に作った物はあくまでビンテージに近い、直線的なシルエットでした。
今回は、WORKERS得意の立体的な袖、絞ったウェストでエンジニアジャケットを作ります。
初めて、ヒッコリーもラインナップする予定です。

-Western Shirt,Cotton Sateen,
先日アップしたGWGのウェスタンシャツ。自分で着られないサイズが悔しく、裾が切られているのも残念。
このシャツを生地屋さんに見せたところ、あまりに「どんずば」な生地が見つかったので作ってみようと思います。
スナップボタンも、かなり良い線をいっている物がいきなり見つかるあたり、導かれているのかもしれません。

-Trouesers,Slim, Khaki, Ref MIL-T-2064A
久しぶりに、41カーキを現代的シルエットでアレンジしたトラウザーズを登場させます。
WORKERSも数年やっていると「あの時のあれが欲しかったのに!」というご意見も多くいただくようになりました。
本人は、次々と新しい物を作りたいのですが、そればかりやっているのもどうかと思うので、久しぶりにベーシックな製品を再登場させます。
あの細みのシルエット、確かにカッコいいのです。サンフランシスコあたりのおしゃれなにいちゃん達がこんなトラウザー、というか「チノ」ですね。クタクタになるまで穿いてるの見ると、つい自分でも足を通したくなります。
マーセライズ加工により、すべすべ、パリパリの生地表面も洗うほどになじんでいくのが特徴です。

Black Wabash


6月受注予定のLot200、オーバーオールが完成しました。
インディゴと並べると、色の違いが良くわかります。
ベースの生地は同じですが、白の抜け方が違います。ブラックの方が抜けづらいので、ホワイト部分が少しグレー味がかり、結果としてドット自体も小さめに見えます。
ブラックにホワイトステッチというのも、いかにもありそうなステッチづかいです。

Next Store Days, Hours




4/29(Fri)PM1~6
4/30(Sat)PM1~6
5/1(Sun)PM1~6

次回は、GWということで金/土/日 と三日間店舗オープン予定です。
2月受注製品の在庫も揃い、いつも「14.5がない」と言われるシャツもしっかり在庫しています。
BD系のシャツを在庫して並べたかったので、写真を見て喜んでいます。
ただ、だいぶ上げ底していて、在庫といっても各サイズ1-2枚程度です。

最近のM


最近、彼が登場しないとご意見をいただきましたので、久々に。

拾った時にはほとんど白だったのに、どんどん柄が濃くなり、顔はどんどん良く言えば親しみやすい、悪く言えばお里が知れる感じに。
まぁ、それでも家に帰ってきて、ごろんごろん床を転がりつつくっついてくると、かわいくて死にそうになります。

このネタばかりやると、猫ブログみたいになってしまうので、この辺で。

Tie, Black Covert, Blue Covert



http://www.e-workers.net/store/stocks.htm

ストック品にコバートのネクタイをアップしました。
自分で使っていたのがだいぶぼろくなってきたのと、この二色はワークシャツに良く似合うので久しぶりに作ってみました。

Horseman Joe Leathers



http://horseman-joe.com/

ホースマンジョーレザーズのポストマンをアップしました。
もともと、同社を知ったのは数年前。ブログを読むにつれ「なんだこの人???」と興味を持ちました。

工場をやっている???古い工場から機械を???自分で整備???

読めば読むほど、すごいと思うと共に悔しいなぁと。本当は自分も、すべての機械を自分で整備して工場をやって製品を作りたいところですが、そこまではいけていません。
それをすでにやっている、この人はどんな人なんだろう。

と言う事で、去年の夏の終わりに、やっと時間ができて福岡までオーダーしにいったのがこのポストマンです。
私が伝えた、ざっくりしたイメージからここまでの物を仕上げてくれました。
そして何より伝えたいのが、その履き心地。

ワークブーツ系の短靴というと、やはり履き心地が完璧というものには出会えていませんでした。
その点、Horseman Joe Leathersは完璧です。
New Balanceのスニーカーに勝るとも劣らない履き心地と言えば、どんなものか感じてもらえると思います。

その人自体、仕事のやり方に関心して、物の出来栄えにも感動しました。

Stocks



お待たせしました。やっとリングベルト、3色各サイズ揃いました。

上から、Black Brown Russet になります。
今回増えたRusset。明るい、少し赤みがかった茶色です。

革はブッテーロと同じタンナー、ワルピエ社のエトルスコ。
雄の牛のショルダー・背中・ショルダーとつながっている部分です。

革も国によりおなかから割る、背中から割るとあります。このエトルスコの場合、おなかから割った革の頭に近い部分になります。
革を裁断する際、腹に近い部分を使わないで済みます。腹に近ければ近いほど、繊維が粗く、厚みも薄いのでベルトには向きません。そういう意味では、エトルスコはベルト向きな革と言えます。

ただ、ベルト向きといっても、カチカチの渋なめしでは無く、油も入り、もんでいるのでシボが入っています。リングベルトは固い/厚すぎる革だと締まりがとても悪く、ある程度繊維にしなやかさが無いと上手く止まりません。この面からも、適していると思い選んだ革です。

革の裏面は、少し漉いて、アイロン+薬品で毛羽立ちを押えています。ただ、顔料を塗りたくってはいないので、多少は荒れます。また、場所によっても状態は違います。これは、天然の革ならではなので、気に成る方は店頭に在庫をすべて置いていますので、選んでください。

Update


今週は、地味なシャツを二枚アップしました。
一枚目はそう、今回販売中のOC Shirtの元ネタ。ラベルがちょっと、インスパイアを超えています・・・昔のデザインした人、ごめんない!

そして、GWGのウェスタンシャツ。なんてことないウェスタンなのですが、ブラックビューティーやMilton F Goodmanシャツでありそうなサテン生地。
ステッチ部分の激しい色落ち具合が何ともラフな雰囲気でかっこいいです。チノに合わせると良く似合います。
ただ、サイズが私には小さいので、前を閉じて着るとボンレスハムみたいで・・・仕方がないので、前開けで着ています。

Spring has come




Come, Came, Come、昔やりましたね。
いまだに、あせると時制がめちゃくちゃになります。

花の写真なんかアップしてると、いよいよ年寄りじみたブログです。
明日もお店はオープンしています。先週は・・・ほとんどお客様も無かったので、棚作りが進んでしまい、良いやらさびしいやらでした。
今週は、また新たなディスプレイを増やすので、おひまでしたら見に来てください。

棚作り

今日は朝からお店の棚作り。
先週から板を張り合わせたり、色を塗ったりしていてやっと組み立て。まぁまぁの出来ですが、予算もないのでこんなもので。
今後、お店の在庫を少し増やしたいのですが、置場も前もって考えておかないといけないので作りました。
もうひとつぐらい作って、写真をファイルにしまう予定です。

そして、お待たせしているベルトがひとまず出来あがってきました。
夜は、焼印と検品です。

最近の本棚


最近、毎日風呂で読んでいるのが山口瞳の世相講談。
独特の語り口で、いろいろな職種が物語的に紹介されます。大正生まれの昭和を感じる内容なのですが、子供のころ、同じ年代の祖父母の話など聞いていたので、そういったものが文章になって残っているようで、なんとも懐かしいというか、いろいろ思い出します。
つい手にとって読んでしまう理由は、そんなところなのかもしれません。

もともと、池波正太郎の弔辞を山口瞳が行ったということで興味を持ち、男性自身の傑作選、江分利満氏の優雅な生活を読んで、読みやすくてはまってしまいました。

そして、本棚にはサントリーに関する本(実はこの上にも開口健・山口瞳の合作本や、企業研究系の文庫が並んでいます)、常盤新平先生のニューヨーカーに関する本(これも、上にはアーウィンショーの翻訳ものなどが並んでいます)などが最近は増えていってます。
ちゃんと読んでます・・・が内容をしっかり覚えられてはいませんが。

いくつか読んだ翻訳ものの短編は、アーウィンショーの方がフィッツジェラルドよりももう少し現実的というか、ありそうな内容の倦怠感が書かれたものが多かったです。(笑えないというか、泣けないというか)

そして、ビートジェネレーションは、シティライツブックストアの目の前を行ったり来たりした今でも、いまいちのめりこめませんでした・・・(マス釣りも最後まで読めず、路上はぎりぎりでした)

Black Wabash , Minerva Box

時間がかかりましたが、BlackのWabash Stripeが上がりました。
これでさっそくサンプルの裁断。Lot200とオーバーオールを作る予定です。
今年の田植えはIndigo Wabashで、今年の稲刈りはBlack Wabashでいく予定です。(そんな予定は誰も聞いてないのですが)




そして、こちらもだいぶ前から注文していたドットボタンが届いたので、私物のカメラケースを作りました。
革製品は、本当に量産する場合抜き型から作るのですが、まずはサンプルのサンプルを作って使ってみて、強度や使い勝手を試してみようと。
ビンテージ好きな方には「乳首ボタン」で通じるでしょうか、パーメックスとも、二本爪とも違う、独特な形のドットボタンです。
本体に直接、足を打つのではなく浮かせて、ドットを留めるときに指が入るのがポイント・・・のはずなのですが、中に入れるコンパクトカメラぴったりに作ってあるので、結果としてなくても良かったような・・・
小物入れならあった方が良いのですが。

作ってみて思うのが、革には革のノウハウがあります。
サンプル前サンプルぐらいならば自分でも作りますが、本番サンプル、量産はやはり本職にお願いしないとダメです。

革にせよ、ワークシャツにせよ、ジーンズにせよ、やはり量産工場の技術はすさまじいものがあります。
似た製品を繰り返し作ることで、より綺麗に、速く仕上げる方法を試行錯誤しています。実際に作る人も、同じ工程を繰り返すことにで、一本まる縫いする人が10日でやる分量の仕事を1日でやったりします。(革の場合、少し違うのですが)
専門学校で洋服を作っていた時も、常に「既製服と違う」と感じていました。今思えば、それが、量産工場の凄みを知らなかったからなのですが・・・

最近、向こう五年先より後の事を考えます。私のお願いしている工場はおそらくなくなるでしょう。
それが五年先なのか、七年先なのか、来年なのかはわかりませんが。
その時、自分で縫うのか、それとも縫ってもらえる工場を探すのか、自分で工場を初めて縫ってくれる人を探すのか・・・

その時になってみないとわからない部分が多いので、今答えは出せませんが、少なくとも、ワークシャツに関しては自分で縫っても出来る自信はあります。(いや、襟先・襟つけ・カフスつけはもう少し練習が要るな・・・)というか、本当は自分で全部縫いたいのですが、ではそうなった時に今自分でしている撮影、サイトの更新、受注管理、企画など誰がやるのだ?そして、作るからにはきっちり、量産工場で作った「既製品」の品質のものを出したいとなると、設備も必要です。悩みはつきません。

・・・決断の時に向けて、まずは今できることを。ということで、明日もお店でお待ちしております!

Upcoming, May



http://www.e-workers.net/store/upcoming.htm

5月更新予定のレイルロードジャケット・ワークパンツ・刺繍入りのワークシャツをアップしました。

レイルロードジャケットは昨年からの継続。1年間自分でもデニムの方を着ていますが、大きすぎず、小さすぎず。日々の作業着に最適で、袖口の表見返しカフスあたりもウネリが出て徐々に色落ちが始まりました。
レイルロードジャケット(というより日本ではわかりやすくカバーオールですね)は思い入れの強いアイテムです。というのも、初めて自分で買った巻き縫いミシンで縫ったのも、量産したのもカバーオールからでした。最初は、カフスの部分の縫い方がわからず、既製品をばらしたり、ビンテージを買って「らしさ」の出る寸法を調べたり、とにかく時間がかかりました。

当時作っていた型紙は、縫いやすさ・ワークウェアらしさが強く今の型紙と比べればだいぶゆったりとしていました。それが、紆余曲折あり、ジャケットの型紙のエッセンスを取り入れて今の型紙・シルエットになっています。
ウェストで絞り、裾に向かい広がる。前下がりが強くつき、袖は前に振りつつ体の中心に向かってもひねっていく。前端のラインもまっすぐではありません。
このあたりは、ぜひ店頭でご試着いただきながら、私の熱い、ともするとうっとおしい説明を聞きたい人は聞いてください。

長くなってしまったので、ワークパンツ・ワークシャツはまた次回、紹介します。

Opening store as usual


さっそく、昨日更新した製品のご注文をいただきましてありがとうございます。
これから、お店を開けに行くので、帰りましてから順に返信いたします。
お店には、今月の製品もすべて持っていきます。ぜひ、ご来店いただきご試着ください。

Summertime Sportswear

Summertime Sportswear、更新しました。
最後に成って、載せ忘れの写真が一枚。
Easy Pantsに使った生地の色落ち見本です。

上が一度水洗いしたもの。
下が、俗にバイオウォッシュとよばれる、繊維を食べる酵素を使って強制的に色を落としたものです。
ブリーチなどの薬品とは違い、ある程度、実際に履きこんだ色落ちと似た仕上がりに成るのが特徴です。
ただ、そうはいっても人工的な色落としなので、これと全く同じにはなりませんが、履きこんだ後の色合いの参考にしてください。

最初はかなり紺色が強いチェック生地ですが、夏に履いて・洗ってを繰り返してどんな色に変化するか、今から楽しみです。
そして、生地が痩せて、色が落ちたのをまた来年はくのも楽しみの一つです。

Upcoming



明日の更新に向けて、撮影データを加工中です。
去年のベーカーパンツ以来お願いしているモデルさんですが・・・相変わらず動きが固い!!!
そして、体が少しそり気味です。写真を撮ってみると、その人の体型や傾斜が良くわかります。
以前のモデルさんは、少し猫背気味。体の厚みも今のモデルさんの方が少しだけ厚く、臀部の骨格がしっかりしています。身長・体重はほとんど変わりません。

よく、モデルさんの身長・体重を聞かれるのですが、サイズを選ぶ際に身長・体重で判断するのは危険です。
同じ身長・体重でも人により、体の厚み、各部の長さは全く違います。

では、具体的にどんなふうにサイズを選ぶかと言うと・・・私の場合は

ジャケットの場合
①これから買おうとするジャケットならジャケット、シャツならシャツ、手持ちの洋服のバストライン(脇の下~脇の下)を調べる
②買おうと思う服と比べる。バストラインで手持ちの寸法と同寸以上で一番近いサイズを選び、次に肩幅・袖丈を比べる。
③肩幅・袖丈が希望通りならばそのサイズを。狭すぎる・短すぎる場合は、多少フィット感がゆるくなってもその上のサイズを選ぶ

という感じです。ただここまで比較をしっかりしても、着てみるとどうしても肩傾斜が合わないメーカーと言うのはあります。それはもう、既製品はそんなものだ!と腹をくくって着ます。
タイトならば、それなりに。ルーズであれば、それなりに。袖をまくったり、ジャケットのボタンを真ん中だけかけてみたり、着こなしで遊ぶのも洋服を着る楽しさです。