あけましたが相変わらずです

機材入れ替えも終わり(EIZOのモニタは快適です)、相変わらずサンプル型の修正をしています。


メモはM-1948風のパーカーを作っている修正もろもろ。
年末にサンプルが出来上がったので、まずはモデルに着てもらい、動画を取りながら修正点を洗い出します。


で、今日ほぼ一日かけて修正型完成。
M-1948パーカーはかなり変わった型紙。フロントの打ち合わせが「これでもか!」というぐらい中心から脇に寄っています。

最近、RAF PARKAもそうですが左右非対称型。特にファスナータイプ系はオフセット自体がデザイン的にもポイントだし、体に当たるファスナーが体の中心線上に無いにも機能として悪くない(半分感覚の問題ですが)
そう思うのでトライしてみるとのですが、ご覧の通り。
本来、半身作ればよい型紙が左右必要になり。さらに、袋布が前の見返しに引っかかったり、ネックの形状を微妙に左右変える必要が出たり。非常に頭を悩ませます。

本来の「左右対称」で作っていくのですが、それでは何かが引っかかってしまうので、左右対称では無くさざるを得ない部分が出てくるのです。

このパーカーは、今年で言うとBal Collar Coatの仕様の発展形です。
表地・裏地・袖裏は同じ。でも全く違うデザインを持ってくる。
あのカーキのギャバジンを見ていて「ミリタリーウェアっぽいよなぁ」と思い、そこから発展させています。

19FWも、アイデア振り絞って作ってますのでご期待ください。