Niagaraの滝&レコードのお墓 お墓の写真、あまりいい物では無いですが、偉人の名所なのでお許しください 趣味趣味ミュージックを貫いて、お墓まで趣味趣味 |
米軍基地のフェンス。そこに食い込むように立っている米軍ハウス でもフェンスの中では無く外です |
検索でひっかからないように・・・あえて、Mr Niagara(以下、Mr)としておきます。
最近、Mrにはまっていて、せっかくなのでお墓参りに行ってきました。
Mr Niagara、長嶋茂雄が好きで、様々リサーチしたうえで「長嶋茂雄になり切り、長嶋茂雄ならどう考えるか」推理しながら野球を見ていたとのことで、私も私なりに、Mr Niagaraがどのような場所で暮らし、何を考えていたのであろうか知るために福生、米軍基地の周りを散策してきました。
この地にはかつて、Mrが録音スタジオを構えていました。
実は、その場所もだいたいわかっていたのですが、さすがに写真等は取らず、遠くから眺めるだけにしておきました。
が、ここで奇跡の出会い。次に、資料が収められている図書館へ行くために乗ったタクシーの人に、今日のいきさつを話すと
「僕、Mrの家の前に友達の家があるので、なんどもご本人見ましたよ」
ならばと、その友人宅の周りをぐるっと車で一周してもらいました。
さすがに、写真撮ったり、覗き込んだりは失礼なので車の中から。
なぜ私は今に成ってこんなに興味があるのでしょう?
自分なりに考えると
「歌が上手い」とか「名曲」とか、そういう価値の基準。
今は、多様化の時代なので、多くの人が、同時に、同じものを良いとか、うまいとか、感じることが少なくなっているように思います。
70年代から80年代にかけて。純商業的に作られたものとは違う、すごく趣味性が高いのだけど、絶対的に良く出来た、良い物。それがまた、評価された時代にも興味があるのだろうなと思います。
(だからといって、それより前のビジネスベースの音楽なり文化が悪いといってるわけではないです。その中にも、後に続く種があったのは分母分子論なり、日本の喜劇の歴史を好きだったMrのインタビューでいろいろ語られています)
WORKERSはちょっと違って、自分なりに「良く出来たもの」は作っていますが、絶対的に良い物か?というとわかりません。縮むジーンズ、強烈に色落ちするシャンブレー、くたくたになるまで着こんだオックスのシャツ。そういう、良い物ではあるけれどニッチな物。それをネット使って検索してくれたごく一部のお客様、取扱店様が興味を持って「いいね!」と言ってくれて成り立っています。
自分にはこのやり方しかないけれど、それとはまた違う。かつての日本なり、もっと言えばアメリカが持っていた大衆文化、大量消費とか、そういうのから始まって、アメリカのポップスは飛び越えて、Mr Niagaraから源流を探ろうとしているのだと思います。
最近、理屈っぽいのは自分なりに10年やってきて、服はうまく作れるようになった。買ってくれる方も幸いに居る。でも、初期衝動というか、「どうしてもこれを調べたい、作りたい」とかがどこか自分の中で希薄になってないか?不安な部分があるから、色々と考えを巡らせているのだと思います。
考えるだけだと、どんどん内にこもるので、考えて、今回みたいに行って、見て、その場で何か感じ取って。それを活かして、また次の18SSにも臨みます。