まずはボタンダウンから |
18SSから新たに、福島のPick-upさんでのお取扱いが始まりました。
インポートメインの店舗さんです。
WORKERSも単品インポートメーカーのように「うちのBDと言えばWORKERS」という風に成れればうれしいです。
春から着るシャツをお探しのお客様は是非お立ち寄りください。
PICK-UP & BarnS
〒960-8033
福島県福島市万世町4−28
ボタンダウン、ワークシャツ、ジーンズにチノパン。
このあたりの基本的な製品を最初に作り出したころ考えたのが
「いわゆるそれを専業で作ってるメーカーとも勝負できるもの」でした。
ボタンダウンで言えば、前立ての細かいチェーンステッチに始まり、脇の細い折伏せ縫い、襟先のボタンの角度、形状。
袖ぐりの環縫い・環縫いの太い折伏せ。
これら、アメリカ製BDの定番的な縫い方、そこから生まれてくる生地の凹凸(いわゆるパッカリング)
さらに、綿糸でやりたいのもポイントでした。私が古着で見て買ったあのボタンダウン。スパン糸もありましたが、綿糸のものもあり、着こんだ後に生地になじんだ綿糸の風合いがどうしても忘れられなかったのです。
ある部分は自分でミシンを買って改造し、金具を作り。ある部分は工場さんにも協力してもらい用意してもらったり。
本当に、一か所づつ作るたびに微調整を繰り返してきた品番です。
「継ぎ足した秘伝のタレ」じゃないですが、製品の完成度を上げて行くのは細かい部分を継ぎ足し、継ぎ足ししていくことだなと、思い出します。
そして、日本製のオックスフォード生地。古着で「Imported Fabric」と書いてあるタグ。西脇のシャツ生地メーカーさんに聞くと、その一部は日本製を輸出、アメリカから見れば「Imported(輸入)」だったそうです。
そういう産地が今では作らなくなって・・・というのが良くある話なのですが、どっこい西脇は今でも作りまくってます。町全体が生地工場のような感じで、糸染め・織機にかかるようサイジング・織布・仕上げと、それぞれの専業工場あり、一貫工場あり。
そんなあこがれた古着のあの生地を作っていた産地の生地を使って作るオックスフォードボタンダウンシャツです。