まだこれから真冬だというのに、来季のオーダーをご検討いただきありがとうございます。
トップページと、オーダーページで表記がずれていましたが、正しくは
11/11(金曜日)がオーダー締め切りになります。
ご検討いただいているお客様、是非11日までにオーダーいただけますようお願いいたします。
http://www.e-workers.net/store/201702/top.htm
何故にこんなに急いでいるかというと、もう17FW、来年の秋冬のサンプルが始まっています。その合間をついて、17SSの量産職出しをやりくりするため、どうしても時間が「この日・この時」にやっていかないと収拾がつかなくなるためです。
縁側で暑いビジネストーク |
来年、ECWCSを元にしたジャケットを作る予定ですが、ファスナーの巾、これが数ミリ違うだけですごく縫いやすかったり、縫いづらかったりするのでその確認へ。
ほんと、数ミリなのですが強度、使いやすさ、縫いやすさ、全部に関係してくるので。
先週は浅草近辺の取引先へ。
17FWで部分的ですが、革を使った品番を企画しています。
毎度おなじみ、アウター工場に「袖革いける?」と聞いたら「任せて!」と請け合ってくれたのでトライです。
そういえば、このあたりにあったはず・・・と思い、移動中に見つけた黙阿弥の住居跡 |
となりに学生時代の同級生、宮本君の家の神輿が |
仲見世の裏あたりです 超いかした絞り染め |
私は、生まれも育ちも埼玉県民なのでそもそも東京にはどこも土地勘がありません。
そんなとき、神輿屋の宮本君の家の屋上で隅田川の花火見せてもらったり、専門学校の同級生も浅草橋の問屋さんでいまだに親交あったりと、唯一、うろうろしたのが江戸通り沿い、浅草橋~浅草までの間とその川向うなのです。
池波正太郎が生まれたのも浅草駅からちょっと北に行った待乳山のあたり。
大学の謎の授業「江戸名所を巡る」でも、待乳山はじめ、川向うの百花園行ったり。
そもそも、歌舞伎の劇場も今の浅草六丁目あたりにあったそうです。
今でも、歌舞伎小道具の藤波があのあたりにあるのは、当時劇場があったから。
後に、明治政府の方針で劇場は方々に散ってしまいましたが、それ以前、芝居に関係している人は近辺、今でいう仲見世の裏あたりに住んでいたようです。
そういう事を想像しながら歩いても楽しいし、仕入先もぽろぽろあるので、今でも東京出張と言えばこのあたりがメインです。
さて、今週は17FWのブラックデニムの織布が始まります。
来週からは、普通じゃない、3トーンのツイードも愛知で織りはじめます。
どちらも取材に行きつつ、サンプルのパターンをやって、量産のグレーディングをやる・・・
毎度のことながら、サンプルを始めるタイミングは頭も、目の前もとっちらかった状態です。