9月納品予定のチャンピオンシャツ。
この春先に納品した分を自分で着たものです。
毎日までは着ていません。洗濯回数にして7-80回程度。
とても綺麗な色になってきました。
さすが、インディゴ染めの糸を使ったシャンブレー。最初はそっけないまでのブルーがここまで色落ちします。
各所をチェーンステッチ、またシングルでもごく小さいピッチ、すべて細い綿糸で縫う事で、立体的なでこぼこが出来、その部分が色落ちしています。
この数年、シャンブレーシャツはブームでした。
ワンウォッシュの状態では、正直、WORKERSの物も、1980円で売ってる物もそれほど違わないかもしれません。
でも、洗って着こめばやはり違うと私はこのシャツを見て感じます。
どちらが良い・悪いではなく、設計の目標が違うのです。
反応染料で色糸を染めたシャンブレーを使えばもっと価格を下げる事は出来ます。
各部の縫いにこだわらなければ、もっと安い工賃で作れるかもしれません。
それでも、WORKERSのワークシャツは、いわゆるビンテージと呼ばれるワークシャツと作り方(ミシンや縫い方、生地の作り方)
を近付けています。
着こまれたビンテージを見て「いいな!」と感じる風合い。
これを、WORKERSのワークシャツも着こんだ後に、同じように感じられる事を目指しています。
レーヨンのネームは縮み、その下のサイズネームのコーティングははがれて見えなくなりつつあります。
ワンウォッシュと比較するとよくわかります。
あのどす黒い、そっけないチャンピオンシャツがここまで色落ちするのです。
もちろん、加工でありません。
ぜひ、WOKRERSのワークシャツ、お試しください。
追加:可変減光フィルターという光を減らすフィルターを使って、レンズ開放で撮ってみました。
いつもは、レンズは絞る(全体にピントが合う)で撮っているので、WORKERSらしい、説明的な写真ですが、たまには開放、派手にピントが合う・合わないがある写真で。勝手に「美味しそう系写真」と言っています。