明日アップ予定のHerringbone Slim Trousers。
WORKERSならではのこだわりをご紹介します。
まずループが帯上部分に挟み込まれています。
現代では「オートベルター」と呼ばれるループを切る・折る・カンドメで付けるという一連の動作を足踏み一つで行う半自動ミシンがあります。
それが無かった時代、少しでもループ付けの工程を速くするために考えられた仕様です。
正直、今はこのやり方をする必要はありません。それでも、私がビンテージを見て「雑だけど良く考えられてるな~」と関心する部分です。
こういう「うまい!」というやり方の集合体がアメリカ製ビンテージ衣類の魅力なのだと思います。
で、こういう部分にはこだわりつつ、ぱっと見はごく普通のチノパン型で今っぽい細身のパンツ。
こだわりは着る人にしか、選ぶ人にしかわからないのが良いと私は思います。
ビンテージ、こちらも挟んでいるのがわかります。