Outdoorから今度はアメリカントラッドへ。
これまた、いつか買おうと思っていた資料をまとめ買いして、年代ごとにアドを並べ替えます。
時代ごとの雰囲気だったり、形の変遷をつかめれば!と思いやってみるのですが、実は「1920年代はこれでしょ!」というほどの変化ってあまりないのです。
わずかに、丈、シェイプ、ラペル幅などは変わっているようですが。
単純に見て楽しい、そして自分でも服を作るときに「こういう宣伝とかラインナップの仕方があるのか!」と勉強にもなります。
それにしても、この手の服もオーダーメイド以上に「既成服」をメインにすえるあたりがアメリカ的。どう考えても、オーダーのほうが余分な製品在庫もいらなそうですが、そこを大量のサイズと補正でなんとかしてしまう。そして、それを実現するための規模。
アメリカ的やり方というのは、それがワークウェアだろうと、ドレスウェアだろうと背骨が同じように感じます。量と規模。
結果出来上がる物にしろ、広告にしろ「アメリカ的」としか言いようの無い足跡を残してきました。
私はそんな足跡をアドや実物からたどるのが好きなのです。
ただ、そろそろまた、現地に今を調べにいきたいなぁという思いがつのりつつあります。