802 Zipper 完成
http://www.e-workers.net/store/stocks.htm
802 Zipperが完成しました。
防縮加工をかけた生地でフロントはジッパーフライ。未防縮のキバタとは違う、最初はちょっと固くしまった生地。でも、生地の素性はWORKERSオリジナルの米綿100、若干テンション緩く織った生地なので穿き込むごとに柔らかな本来の風合いが出てくる「はず」です。私もさっそく裾上げしてはきます。(ブレザーと合わせる予定)
形は802の腰回りはゆとりがある、膝も窮屈ではない、でも裾はすっきり細身。802 Z にだけはピスネームもつけてみました。
ジッパーをつけるには、生地を防縮しないとジッパーの収縮・生地の収縮が合わない。ジッパーが波打ってしまう。そこで防縮加工になるのですが悩ましいのが
「防縮・ねじれ防止・毛焼き」
これらの工程をすべてやるのか、はたまたどれか外すか。悩んで、今回は防縮のみ。ねじれはある程度自然に出て、脇のミミのアタリが少し前に出てきてほしい。毛焼きもしないで、米綿100で作った糸の風合い、色が徐々に落ちつつまずは毛羽が立つ。それから、毛羽がさらに落ちて行ってもう一段風合いの変化が楽しめます。
コーディネート、トラッド的が定番。細身のジーンズにボタンダウンシャツ。プルオー バーのボタンダウンも。その上にブレザーを着れば、チノとは一味違う、ラフなアメトラスタイルです。
7月納品予定製品・詳細アップしました
http://www.e-workers.net/store/202007/top.htm
7月納品予定の製品をアップしました。
・新型、フランスのあのシャツを目指したVendome Shirt。イタリア製の高級シャツ生地で。
・定番、Officer TrousersのSlimとVintage
・定番、Lounge Jacketですが今年は型紙が変わりました
・新型、Denim Jacket。内ポケットと別注で作ったぱっと見13.5オンス、でも10オンスのデニムがポイント
Lounge Jacketは毎年定番ですが、袖の振りを弱く、身頃の絞りを一か所縫い目からダーツに、内ポケットを見返しからポケット裏にと、細かな変更をしています。
生地でいうと、葛利毛織工業さんのダブルクロスのダブルフェイス。一見ゴワっとして見えるけど、しなやか。でも薄くない。
http://www.e-workers.net/store/202007/id5.htm
Denim Jacketの10オンスも気に入っています。タテ素材の10 オンスデニムについて。経糸(タテ)は米綿100%の7 番糸。綿(ワタ)選びからして13.75 オンスデニムにも使っているもの。それに、16 番のタテよりは細い緯糸(ヨコ)を打って10 オンスクラスにしています。いわゆるタテもヨコも10オンスに適した10番クラスを使うと、カバーオールでおなじみの10オンスになります。ではなくて、表に多く出るタテ糸はあくまで7番。13オンスクラス。だから、この10オンスは
「ぱっと見13オンスに見えるけど軽い」 独特な生地になっています。