Upcoming








つい写真撮りすぎ、使いすぎなのですが・・・
16FWの一番バリエーションの多い9月納品分、明日アップ予定です。

自分でもファティーグからジャケットまで、どれも欲しくて困ってます・・・全部は着られない&買えないので選ばないと。

Moonglow Jacket & Trousers

Moonglowって、たぶん造語だと思います。スペルチェックで必ずチェックが入る。たぶん、Moonlightの方が一般的かなと思うけれど、毎シーズンジャケットは好きな曲名なのでMoonglowで。

Maple Leafはもちろん、Maple Leaf Ragから。 King Porter JacketもJelly Roll MortonのKing Porter Stompから。

で、今シーズンのMoonglowはジャズのスタンダードですが、私が好きなのはやっぱりMuggsy Spanierの7分版なのですが、動画が無いので、もう一つ好きなArt Tatum版。



やっぱり、ベニーグッドマンよりマグシースパニアだし、エロルガーナーよりアートテイタムの方が好きです。このあたり、完全に好みの問題です。

好きな曲といっても、さすがに「Dentaku Jacket」とか「Rydeen Jacket」とはつけられないので、このあたりはラグタイムとかジャズからが多いですね。ただ、最近グレングールドも小学生以来で良く聞くので、来シーズンあたりに「Invention Jacket」が出ないか心配です。初めて買ったCDがグレングールドのインベンションなので。

Shoulder Bag


ファスナーがYKKのオールドアメリカンに

一番大きい部屋は中の仕切りを無くしました
前面ポケットはマチがあって多少厚みのあるiphone等を入れても突っ張らないのが特徴

天面の持ち手、若干ゆとりをつけているので自然に浮いた状態

http://www.e-workers.net/store/stocks.htm

久しぶりにショルダーバッグを作りました。
古くからWORKERSを見ていただいたお客様にはおなじみの、防水帆布&綿テープファスナーで作ったクラシックなショルダーバッグです。

ご愛用いただいているお客様が多く、また、使っていただいている方ほど長く使っていただいているので修理問い合わせもありました。

正直、最初に作っていた工場は今は半引退というか、今はうちのツールバッグを作っていてそれも今年で終了予定です。そんな状況なので、どうしても修理というと修理専門の工場さんにお願いすれば出来ない事は無いのですが、一度全部ばらす。ファスナーを取りかえる(このファスナーが綿テープで高い)となると、このバッグの値段に見合わない修理単価に成ってしまいお客様も二の足を踏まれていました。

ここまで愛用していただけるなら・・・と今回は工場を変え、またファスナーも同じ綿テープでもYKK製に変更して作りました。

本体内、以前は薄い布で仕切りをつけていたのですがあまり実用性が無いのでそれは無しに。この方が、大きな荷室を自由に使えます。

前面のファスナーポケット、背面はスナップ止めでこちらはマチの無いポケット。

とても地味ですが、ブラックの艶消しメッキした金属パーツは使い込むごとに色が変わり地金が見える。本体の防水パラフィン帆布も徐々に柔らかく成っていく、育てがいのあるバッグです。(ただ、お気に入りに成ると使いすぎて、育ちすぎるのが玉に傷か?)

次なる戦い

17SSです・・・


16FWの量産やら職出し(工場へ生地を送ったり、パターンを送ったり)をしながら、早くも17SSのサンプルが始まりました。

半分趣味の仕事なので楽しくもありつつ、毎回、サンプルスタート時はその物量・技術的にできるのか?作れるのか?今年とはまた違った何かが出来るのかと不安も多く。楽しまなくては!と思いつつ、どこかで次なる戦いだ、という気持ちもあります。

これが、半ば過ぎてシャツに突入したあたりからは戦いよりも楽しさ、もうすぐ作り終わってしまう!もっとやりたいものもあるけれど・・・という気持ちに変わってきます。

WORKERSも製品を作り出したのが2007年で2016年が終われば丸10年。
正直あっという間でした。途中、CADが変わったり、場所が変わったり。
次の10年はどうなるのか、正直予想は出来ません。でも、目の前の一つ一つを超えて行けば、また自然と10年経っていた・・・と成るよう頑張ります。

Work in progress, 整理



早くも17SSの生地を考えています。
上の表は過去使った生地、また使おうかと検討した生地の規格書を一覧にしたもの。

WORKERSの物作り、初期は「ひたすらこのオリジナルの雰囲気を出すにはどうしたらよいか?」でした。その過程で「糸の太さ、形状、綿の種類、打ち込み本数、目付(オンス)」といった事を考えるようになりました。

で、徐々に「ひたすらレプリカ」だけではなくなってきて、次の段階へ。
その段階では、まずパターンをデータで管理するようになりました。

自社でCADを入れた段階で、パターンの各部寸法と、その結果出来上がったサンプルの見た目・着心地を一覧化しました。

たとえば、Lot819、ファーストサンプルの膝はパターン寸何センチ、これがきついのか、ゆるいのかとか、そういうことを一覧化していきました。結果、2013年頃から、単純にオリジナルのシルエットに近い・修正というレベルではなく「自分がこの製品をどんなシルエットに持っていきたいのか」を過去のデータから類推・サンプル作りにデータとして活かせるようになりました。


そして、このデータ収集が今生地にフィードバックされつつあります。
今までも「オンス」や「生地種類」ではある程度管理してきましたが、今回はもう一歩踏み込んで。糸の太さ、そもそもの紡績方法も含めてデータを整理しています。

糸いとつでも、リング・空紡、コーマ、カード、コンパクト。単一綿使っているか、等々。これらを情報として出すというよりは、「自分が良いなと感じたあの風合いの原因はどこにあるか」を突き止めようとしているのです。
一覧を作るとそれが見えてくる。以前、「自分はこの肘寸法が今のベストか」とかつかんだ、あれと同じ感覚です。

やはり、私の服つくりはどこまで行ってもおたくっぽいというか何というか。
天職?だとは思いたいです(信じてます)が、もし、服が売れなくなったらこのやり方をほかに使ってみたいなとも思います。うどん、粉と水と作り方と。出汁の素材・取り方。こんなものも試行錯誤してデータ化してやったら面白いだろうなと。

Football-T



今季初めて作ったフットボールT、さっそく自分でも着てみています。
この白、ナンバーズにしてみました。

胸・背中に縫い目があるのでごろつかないか心配だったのですが、私でも大丈夫なのでまず誰でも大丈夫だと思います。
私、こう見えても子供の頃、幼稚園や小学校でかぶる帽子の首にかけるゴムに始まり、品質ネーム、背中のブランドネーム、とにかく気に成る性質でした。

これは、大人になっても変わらず、ジーンズの葉カスで腿が赤くなったことも・・・WORKERSで使う綿には、なるべくそういうことが無いよう、かといって高級綿過ぎてもジーンズらしさが無くなってしまうのでバランスの良い物を使うようにしています。
フライトジャケットやツイードのジャケットを着る時も中にシャツを着ないとリブがイカイカします。今年から作っているモックネックも、そういう意味では楽しみです。

話がそれましたが・・・

このフットボールT、生地が厚すぎず、薄すぎず。また、シルエットもタイトすぎない。ミシンのセッティングも良く、縫い代が厚すぎず・薄すぎず。
そのおかげで着ていても、背中の縫い目が当たる感じはまずしません。

製品はまずサンプルを作り、モデルに着てもらい、自分でも袖を通してみたりして確認はしています。世の中に出して問題のあるものはその段階で改良するなり、企画事態を止めるなりしています。(それでも想像超えるものの場合リコールになるのです。過去一回、袖口部分シャツの巻き縫い縫い目が細かすぎて裂けた時は作り直させてもらいました)

それでも、やっぱり着てみないとわからない部分があります。それは、もっと改良できる部分の確認でもあるし「やっぱり、この生地良いよな。次はこんな形に使ってみようか」とか「このシルエットは綺麗だ」と、良い部分の確認でもあります。

世の中の製品、すべて作った人間が出来る限りテストをして、というわけにはいきません。WORKERSだって、すべてを自分でテストするのは無理ですし。
でも、できる限り着てみたい、試してみたい。そんなこんなで、わが社の裏には過去自分で着た着用サンプルが捨てられず大量に残っています。

Delivery

Football Tの染み込みプリント

BIG-Tはゆったり


バンダナTはバンダナがギリギリで在庫は作れませんでした
http://www.e-workers.net/store/201605/top.htm

WORKERS16SSの最終納品。フットボールT、BIG-T、バンダナTを出荷しました。
自分でもさっそくBIG-Tを着ています。19-20の単糸、度目を詰めて編んで厚すぎず、でも薄すぎない5.6-5.8オンス。肌触りが良い。

フットボールT/バンダナTは「バインダー」という身頃と同じ生地で首回りをパイピングのように巻いた仕上げ。その巻く巾もフットボールは太め、バンダナTは細めと、目指す雰囲気により変えています。
BIG-Tは「フライス」、要するにリブを別に編んで首回りに縫い付ける方法。
同じようで同じで無い仕様、是非店頭にて見比べてみてください。

以下、取扱店様にも出荷済です。お探しの品番・色・サイズがありましたらWORKERSまでお問い合わせください。


北海道
Dempsey Clothing
札幌市中央区南3条西1丁目12-19 エルムビル2F #203
011-219-7355
東北
MANUFACTURES
青森県弘前市大字賀田字大浦45-1
0172-82-2443
関東
Freeport
東京都台東区 上野6-2-10
03-5817-4427
Junky Style
東京都墨田区両国4-37-6 中ビル1F
03-3631-8121
POST 78
東京都目黒区平町1-23-18 マヌワール都立大学 102
03-6459-5855
currnt generalstore
東京都目黒区青葉台1−15−4AKー2ビル1F
03-6416-9858
nina de cotio
埼玉県志木市本町5丁目18-12
048-485-1225
HEAD BERRY
千葉県千葉市緑区刈田子町13
043-497-2628
Rhythm
神奈川県横浜市西区南幸2-10-4望月ビル1F
045-412-6488
東海
Spiral
静岡県浜松市天竜区二俣町二俣1385
053-925-6001
HI-DEE'S
静岡県沼津市新宿町7-1
055-925-5857
BLISSWEAR CLOTHING
静岡県静岡市葵区鷹匠1丁目4-1-1F
054-653-4750
GREAT
愛知県名古屋市中区大須 4-1-6
052-241-7567
eclectic
愛知県刈谷市銀座4丁目113番地
0566-27-5405
Top Jimmy
愛知県岡崎市康生通東2-42
0564-26-1881
北陸
SUGAR VALLEY
新潟県長岡市城内町2-6-29
0258-38-6252
NORTHERN ISLAND
新潟県新潟市中央区古町通4-634
025-223-7223
QURIOUS
新潟県新潟市西区坂井砂山3丁目6−50
025-250-1113
近畿
McFLY
大阪府大阪市西区北堀江2-2-19
06-6585-7173
Uncle John
和歌山県和歌山市狐島601 シマハイツ1F
073-460-9727
Amboy
奈良県奈良市西城戸町24
074-226-1556
IMPERIAL'S
奈良県奈良市 4丁目535−543
0742-47-6166
nest clothing store
兵庫県神戸市中央区下山手通3丁目6-1
078-331-6194
LOTUS CALIFORNIA
兵庫県神戸市 兵庫県神戸市中央区栄町通1丁目2−13
078-392-1173
中国
ROOSTER
広島県広島市中区吉島西1-1-4
082-245-1045
九州
Magic-U
福岡県みやま市瀬高町上庄760-1
0944-63-7661
GOOD NEIGHBORS
鹿児島県鹿児島市住吉町7-1
099-295-6658
Cape Cod Clothing Store& Backyard Bar
鹿児島県鹿児島市加治屋町1-9 第二柿本寺ビル109号
099-239-1515