Upcoming...








土曜日に更新予定です。
ベストは、昨年までとは型紙を変え、よりタイトに、着丈も短く作っています。

今月の製品は、平らに置いた状態ではどれも地味。でも、着ると良くなるものばかりです。

ツイードのジャケットに、ステンカラーコート。これは一度着ると、すっきり見えるのに楽。やめられません。
下はジーンズよし、来月登場予定のBuckle Back Trousersも良いです。

どれもアメリカントラッドの世界では「ど定番」。それを、サイズ感、仕様、価格のバランスを考えて作りました。
明日はモデル撮影です。好評な、モデルのサイズアドバイスも掲載しますので、サイズ選びに役立ててください。

Stock




http://www.e-workers.net/store/stocks.htm

こっそりStockをアップしました。
バッグは、毎回何個か余分を作るのでそのぶんで。

そして、自分用に作ったつもりだったLounge Jacketがサイズを間違え38でした・・・ということでStockに出しております。

2013 SS Dark Madras



目の前のサンプルとは別に、来シーズンに向けたサンプルも作り始めています。
まずは、生地作りから。

以前、製品染めでやったダークマドラスを今度は生地染めで。
ベースになるマドラスの色により、最終的な仕上がりも違うので、生地屋さんに土台布を仮の布に止めて染めてみてもらいました。

う~ん、楽しい。10番、他にもいいなという候補があります。

これで、ショーツ、ジャケット、ベストを作ろうと思います。来シーズンもご期待いただきつつ、目の前の製品もよろしくお願いします。
目の前の物が売れないと、この生地も作れなくなってしまうので、あまり先の物を紹介するのも気が引けるところなのです。

ただ、やっぱり、出来上がるとうれしいですし、こんな風に、一つの生地ができるまでにもたくさんの人の手間がかかっているのを分かってもらえればうれしいです。

Bal Collar Coat









サンプルが出来上がりました。
先日紹介した1904 jacketの上に着る、Bal Collar Coat。ステンカラーコートですね。
表生地は60/40クロスです。WORKERSでは初めて、化学繊維の糸を使いました。
高密度な生地なので、針穴をできるだけ小さくしたく、希望の糸の細さだと綿糸ではシャツでおなじみの目数を多くするしかない。

それでは、この高密度の生地では身生地自体が傷んでしまうので、細くても強度のある化繊糸を使いました。

1904 Jacket、昨年の登場以来、気にいって着ていたのですがやはり真冬には寒い!
上に着るコート、ど定番でマウンテンパーカーを着てみたのですが・・・好きな方にはごめんなさい。
私にはちょっとピンときませんでした。

バイクに乗るときはばっちりなのですが、1904 Jacketを着るときはたいてい、出張やら金融機関に行くとき。なので、その上にマウンテンパーカーよりはコートだな、となりステンカラーコートを探しました。

で、具体的にメーカーは書きませんがいろいろ着てみました。古着ももちろん。
古着はやはり、大きい、丈が長い、袖が太い。
現行メーカーは、微妙に細すぎて中にジャケットを着づらかったり、そもそもとても高価だったり。

昨年は、とりあえず手元の古着でごまかしていましたが、やはり一着、気にいったのが欲しい。
ということで作ったのがこのコートです。

素材は、バイクに乗ってその良さに気付いた60/40クロス。
ただのナイロンとは違い、独特の柔らかさがあります。

形は、ごくベーシックなステンカラーコート。
フロントのポケットは貫通しており、ジャケットのポケットに直接手を入れる事ができます。

中のパイピングは、J.Pressが赤ならば・・・ということでネイビーブルーにしてみました。

平らに置くだけではピンと来ないと思いますので、週末にアップするモデル着用写真をご期待ください。

Shipped





お待たせしました、6月受注製品お送りしました。
まだちょっと暑いので、今からジャケットの袖丈、トラウザーズの丈を直して秋を待ってください。
ジャケットは一度洗ってありますが、もっともっと洗ってアタリが出た方が味わいのある製品です。

下記卸先様でも取扱予定です。
オーダーをいただいている品番は、店舗様により違いますのでお問い合わせください。

関東
Junky Style
東京都墨田区両国4-37-6 中ビル1F
03-3631-8121 
SUPER MAX
東京都町田市森野1-37-8 今村ビル1F
042-722-3204
Rhythm
神奈川県横浜市西区南幸2-10-4望月ビル1F
045-412-6488
Mr OLDMAN群馬県前橋市南町3-48-9
027-289-0153
東海
Spiral
静岡県浜松市天竜区二俣町二俣1385
053-925-6001
GREAT
愛知県名古屋市中区大須 4-1-6
052-241-7567 
北陸
SUGAR VALLEY 
新潟県長岡市城内町2-6-29
0258-38-6252
matin
富山県魚津市上口一丁目4-21
0765-22-9221
CARGO
富山県富山市山室27
076-422-5755
近畿
pastime
京都府京都市中京区海老屋町324岡本ビル1F
075-708-5443
中国
ROOSTER
広島県広島市中区吉島西1-1-4
082-245-1045 
四国
gage
香川県高松市御坊町1-15東側
087-823-6766
INSIST-STACK
愛媛県松山市三番町2-3-5 CIEL BL'D 2F
089-947-5446 
九州
TURRET 14
福岡県北九州市小倉北区馬借1-3-20-201
093-551-2775

納期に関して

現在、WORKERSでは受注から約二カ月後納品で納期を設定しています。

今までは、これを大きく遅れる事はなく製品を納める事が出来ていました。
ただ、これが徐々に厳しくなってきています。

一言でいえば、工場の空きスペースが無く、仕事を投入した瞬間の順番待ちの列が非常に長いということです。
もちろん、「何月何日に投入します」と予定は伝えていますが、それでも、工場はその日まで手を開けて待っているわけにもいかないので、手元にある程度仕事は抱えた状態です。

逆に、ひまでひまで、いつでも空いている工場というのも恐ろしくて仕事をお願いできないのですが。

普通、アパレルメーカーさんは展示会なり、コレクションなりを行い、数か月先の納品予定製品を作ります。
たとえば、コレクションブランドは1月に秋冬物のコレクションを行い、2月から製品を作りだし、8-10月ぐらいに納品という、非常に長いリードタイムで物作りをしています。

WORKERSがあまりにも、産直的というか、今の国産で物を作るにしては厳しいやり方をしていたともいえます。

納期を延ばす、一番簡単な方法は、個人様からの受注を取りやめ、展示会・卸先受注のみとしてしまうことです。
ただ、WORKERSは最初に個人のお客様に買っていただいたのが始まりです。
なので、そこを無くしてしまう事は最後までしたくありません。

次に考えるのが、今の2カ月納期を3カ月に設定すること。
たとえば、9月受注製品は12月納品といった感じです。

ただ、これで困るのが1月に4月納品の製品を受注するので、真冬に半そでを受注することになる訳です。初夏にツイードジャケットとか。

ショップさんで、それが当たり前であれば良いのですが、はたして個人のお客様にそれをして良いものかどうか・・・


自分の腹積もりしては、後者に寄っています。11月末に展示会を行うので、本来の12月受注製品を11月受注に前倒しして、2月納品としてそこから3カ月納期にしていこうと思っています。

WORKERSの製品は、特定のミシン、特定の縫い方、特定の素材と、どれも「ここでないとできない」というものばかりです。いつも、銀行さんからは「仕入先が特定されるのは経営上危険です」とは言われるのですが、そう簡単に仕入先を変えられるような製品が通用する時代でもありません。

では、特定の背景で物を作るには、コストもそうですが、時間をかけざるを得ないというのが結論です。

まだ、本決まりではありませんが、検討中であることをお伝えしておきます。

Upcoming,1904 Jacket, Oatmeal



9月アップ予定の1904 Jacketのサンプルが出来上がりました。
新生地のオートミールです。
ヘリンボンとは違う、地味目のツイード。これはこれで、私が好きな柄なので。

ヘリンボンよりグレーのトーンが暗いものです。都会的なツイードと勝手に感じています。

価格はまだ決まっていませんが、できる限り去年と同じにしたい!と思っています。
ただ、工場からは工賃アップを伝えられているので、どこまで吸収できるかによるのですが。
国産の製造工場はどんどん減っていますが、なんとか工夫して(自社の無駄な経費かけないで)、良いものを安く作れるよう努力します。

ご注文御礼


今月もご注文ありがとうございました。
10月下旬の完成に向けてさっそく数を確認して進めます。



先日亡くなった映画Stingの音楽、マーヴィン・ハムリッシュ。
昨日は、その楽譜を見ていました。前から練習していたSolaceという曲、やはりMIDIからとった譜面よりもきれいにまとまっていて、見やすくこれなら弾けるな・・・と思っていたのですが、それ以上に驚いたのがこのRagtime Dance。

映画では、このようなアレンジがされています。






ところが、譜面はこちら。



フルバージョンと呼ばれる方で、ピアノでもあまり弾かれません。
映画Sting版はBメロディを途中で挟んでいます。

なぜ、わざわざこのフルバージョンを譜面に入れたのか?やっぱり、ジョプリンへの愛と思いたいところです。


ラグタイムというと、超絶アレンジもかっこいいのですが、おそらく作曲者のJoplin自身が弾いてほしかったのは、もっとクラシック的というか、押さえた弾き方であったであろうと言われています。

わざわざ、譜面にも「早く弾きすぎない事」と書いてあるぐらいです。

久しぶりにピアノを練習して、いきなりストライドなんかやったものだから弾けないで嫌になりそうなので、軽いラグあたりからまた練習しようと思います。
ただ、そのためには夕飯のビール晩酌は控えないといけません。練習が終わってからのバーボンに変更です。

Upcoming


GANTのマドラスシャツ。ひとつ間違えれば、なんともさえないシャツなのですが。
こういったトーンが落ち着いたマドラスが好きです。


以前、WORKERSでもこんな生地を使ってリゾートウェアを作った事がありました。
ただ、次回紹介するGANTは本当にトーンの似通った色糸を織って作ったマドラス、WORKERSで以前作ったものは製品を染めて作ったものです。

一口に似たような生地でも作りかたはいろいろあります。

お盆






お盆もしっかり仕事をして、11月分までサンプル終わりました。
後は、Shell Shoulder Bagの金型発注をすればほぼ終わりかな。

上から、Royal Vest、Royal Trousers、Unclesam Shirtです。

ハンティングジャケットは、どうしても仕様が煮詰まらないので来年にします。
どハンティングにすると着づらいし、ただのジャケットにポケット張り付けただけというのもやりたくないし。




お次は、12-5月分の製品。つまり、展示会サンプル!というものに入ります。
が、まずは作りだす前に頭の中で、どんなものが作りたいのか考えます。



基本は、今まで通りの物がありつつ、考えているのがダークマドラスのセットアップ。
ショーツ・ベスト・ジャケット、もしかしたらネクタイも?
ダークマドラスは別注で作る予定です。

次に、インディゴ着抜生地。
インディゴ染めの生地を一度抜染で色を抜き、さらに部分的にプリントを入れて柄を乗せる。
版がいくつもいり、ただでさえ高いインディゴ染め。それに抜染+プリントなので、非常に手間がかかります。
それでも、どうしてもこれでやりたい生地があり、人生一度と腹をくくって作ることにしました。

今年の春夏、自分が結局何を着ていたか・・・と考えると、やっぱりシャツでした。
Tシャツももちろん着ますが、無地のごく普通の物。

わざわざ自分で作ってまで着たい、となるとシャツです。

後はショーツをもう少しバリエーションが欲しかったかなと思います。
新型のペインター、6~8オンスぐらいで薄いの、BIGMACみたいなスナップボタン+コインにジッパーも作りたい。

楽しみなのが、今まで以上にいろいろな組み合わせでコーディネートして写真が撮れる事。
今までは、どうしても直近の製品を合わせるか、過去の製品でした。

それが、半年分の製品で組み合わせを考えられるのが今から楽しみです。

今なら間に合いますのでご意見があれば教えてください。