GUARANTEED to LAST



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 LLBean、第二のGormanさんの本。Gormanさんというぐらいだから、一族の人なのかと思いつつ、著者紹介では、そういった事が書かれていません。
内容の抜粋では、L.L.Beanが自分自身でアウトドアに身を投じて、自分の言葉でカタログを書いていた時代の事が当時を知る従業員のインタビューされています。

たぶん、L.L.Bean本人の良い面がたくさん書かれた内容のようですね。




以前買った本、途中まで読んでほっぽらかしていました。
こちらは、HARVARD BUSINESS SCHOOL PRESSから出てる事もあり、かなりビジネスより。
著者のLeon Gormanさんは、創業者Leon Leonwood Beanの孫。


Leon Gormanさんがビジネスに入った1960年代。80代後半のL.L.Beanはまだ健在。
会社自体は将来性に乏しく、カタログの内容も何十年変わらない商品もある始末。
売り上げも上がらない。

でも、L.L.Bean自身は1946年にサタデーイブニングポストに数ページ取り上げられたりして、ある意味「生きる伝説」と化してしまっていたようです。
会社を大きくすることには興味が無く、「一日三食で十分、四食は食べられない」とたとえ話を事あるごとにしていたそうです。


私自身は、そんなL.L.Beanの姿勢が好きですが、たぶんこのままの経営をしていたら今日、L.L.Beanが昔に近い形で残ってはいなかったのだと思います。
それこと、今日のアバクロみたいに、名前は残れども・・・だったかもしれません。

Levi'sのサードジェネレーション、Walter HaasとDaniel Koshland、この二人もどちらかというと、ビジネス畑からLevi'sの経営に入って行った経営者でした。
この二人がいたからこそ、様々な革新があってLevi'sはその後、盤石の数十年を過ごせたのです。

これと同じ役割がLeon Gormanさんだったのでしょう。

読んでいたのが、いよいよL.L.Beanが亡くなり、Leonさんが主導権を握るあたりまででしたので、また続きを読んでみようと思います。

それにしても、この本でも第三世代のLeonさんから見れば第二世代のおじさんと仲が悪かった話が書かれています。
L.L.Beanが偉大すぎたので、第二世代の実子はイマイチビジネスに本腰に成れなかったようです。
L.L.Bean自身が、自分の女の子をかわいがり男の子(Leonさんから見ればおじさん)には、厳しく望んだのも原因ではないかと、当時を知る人が証言しています。

Walter HaasもSimon Davisとひと悶着あったり、やはり、ビジネスを変えるにはどうしても軋轢が生まれるのですね。

本人たちが亡くなってしまえば、綺麗に書き換えられてしまう部分ですが、oral history、本人たちの口や書き物にはこういう生々しい部分も残ります。読んでいて、どきどきする部分です。