Wabash, Cap




完成のうれしさのあまり、かぶりながら更新中です。

やっと、2回目の帽子が完成。
帽体を以前より少しだけ浅くして、さらに調整が出来るように後ろ中心に切れ込みがあり、革のストラップをつけました。

ツバの芯も以前はボール紙を使いましたが、ビンテージらしいとはいえ折れたらおしまい。洗う時も、ツバに水が染み込まないように・・・と手間がかかります。
そこで今回は、「やわかく、折っても大丈夫。でも適度なハリと厚み」という事で素材を探しました。

それが最後の写真。恩年60ウン歳?の帽子屋さんとの熱いビジネストーク中の一枚。
帽子をお願いするときは、すごく下手ながら自分で作ったサンプルを持って行きます。
自分で作ってみるからこそ、難しいお願いする部分がわかるので「大変難しい部分ですが、良い案は無いでしょうか・・・」とお伺いを立てるわけです。

ツバの芯がやわらかいと、ツバを縫って芯を入れた時に形がしゃっきり出ません。
帽子屋さん「ツバ周りがパイピングならなぁ簡単だけど、あんたそれじゃ納得いかんのだろう~」
WORKERS「そうです!パイピングはそのうちまた違う生地で作りたいんですけどね」
帽子屋さん「良いようにできるかのう、であんたのことだから今回もステッチは環縫いだろう」
WORKERS「もちろん!」

と言ってから2週間。
帆布・フェルト・帆布を接着芯で1枚にして、それから抜き型で抜くというアイデアでした。
さらに、接着も水溶性なので洗うと中で芯材同士が浮いて、それをステッチで止めた状態になります。
一口に「接着芯」と言っても、ガチガチに硬くなってしまう物あるのですが、今回はあくまで「仮接着」状態で、洗い後は邪魔をしないように水溶性です。

芯が決まって、そこから縫製。(実はこの間にパターンの駄目だしもらって型紙の作り直しもしてました)
縫製の模様は今回もしっかり写真に収めました。それにしても、これといったアタッチメントやら自動ミシンも使わず、レディたちが器用に作ります。

さらに、今度は革を買いに某所へ。今回もイタリア製のねっとりした革です。この革の方が摩擦があってしっかり締まります。
それから、抜き型を作ってもらい、今日クリッカーを使って抜いて、それを仮止めしてリベット打ち。(クリッカーの圧力が強すぎて、抜き型を台に食い込ませたのは内緒です)

そんなこんなで、やっと今日完成です。簡単そうで、長い道のりでした。
でもおかげで、完成度には満足です。